Prisoner of ・・・ 

いま、ぼんやりネットをやっている私のBGMは宇多田ヒカルの「Prisoner Of Love」。
最近の邦楽の中で珍しく好きだわー、この曲。

宇多田ヒカルは、First Love(シングル)がとても好きで、First Love(アルバム)もよく聴いていた。だけど、「traveling」あたりから興味を失って、「光」はほとんど記憶に残らず、「SAKURAドロップス」 にも気持ちが動かなくて、いつの間にかどうでもよくなってしまった。

テレビで見かけると、おう、がんばってるなー とか、 離婚しちゃったんだってー? とか、ちょっと太った? とか思ったりしつつなんとなくトークのコーナーは見てしまうのだけれど、肝腎の歌が始まるとチャンネルを変えてしまう。それくらい、もう宇多田ヒカルの新曲には興味を持たなくなっていた。

それなのに!
ここにきて!

なんだかすごい気に入りよう。
曲調がちょっと昔の宇多田ヒカルっぽいあたりも、私にとってなじみやすかったのかもしれない。
この曲が主題歌になっている「ラスト・フレンズ」もかなりのお気に入りだし。

ああそれにしても。
私は何かのPrisonerになったことがあったかしら?
ましてやPrisoner of Love なんて!

むしろ何事においても、とらわれないよう、こだわらないよう、心がけてきたような気がする。
とくに20代中盤あたりから。
執着すればする分叶わないときにツライ思いをするし、自分ではどうしようもないものに囚われても情緒不安定になるばかりで、ストレスが溜まるから。
人に対しても、物事に対しても、意に沿わないことがあれば受け流す術を身につけて、拘りも蟠りもあまり持たなくなって、そうやって手に入れた自由で平穏な精神状態。
それはとても心地よくて失いたくはないけれど・・・

でも、何かのPrisonerになってしまったときにだけ見える世界の輝きってあるよなーと思った。
正確にいうと、思ったのではなくて、思い出した。
私にも、Prisoner of ・・・ に陥ったことがちょっとくらいはあったものー。
それが愛だの恋だのだったらなおさらねえ!

そんなわけで、なんだか急に、何かのPrisonerになってみたい気分。
・・・別に愛だの恋だのじゃなくて構わないから。日常生活に差し障りの出ない範囲で。とか書き足している自分のスタンスに、なんだか私年取って守りに入ったよなぁと思う。。。

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